【7月号ダイジェスト】強い回転をすると相手のボディとずれてしまいます。どのように気を付ければいいでしょうか?(はなみずきさん/女性・36歳/踏歴12年)
月刊ダンスビュウ7月号『ダンスのからくり相談室』のダイジェストをお届けします
。連載第6回目のキーワードは、『ナチュラル回転』と『リバース回転』です。
4歩目(Q)で男性が右足をアウトサイドに前進して強い右回転を起こす時、回転を
焦って女性を右手で引っ張ると、ボディが重なりバランスを崩す原因に…。強い右回
転のステップに入る時も、相手が右に半身ずれた位置関係を意識し、お互いのボディ
と足が向かい合った状態のまま回ることを心がけましょう。
この他、『Q回転時に軸がずれて不安定になってしまうのですが、安定した回転を行
なうには?』という質問にも答えています。
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競技会で長時間踊った時最後の方で首がつって頭を支えていられなくなります。踊ることが辛くなり、リーダーさんにも迷惑をかけて申し訳なく思っています。(カモさん女性22踏歴4)
こんにちは。ご質問ありがとうございました。
この質問は、教えているアマチュアの競技選手や、講習会等での質問タイムの時などによく聞かれます。
それだけ同じように悩まれている方が多いということですね!
そういう私も、学生の頃やアマチュア競技会に出場し始めた頃はよく首が支えられなくなり、悩んでいた時期がありました。
体力には自信があったのに、首が痛くなるばかりに決勝でバテテしまい、練習どおりに踊れない時は、本当に悔しかったものです。
悩んだ結果
首が細いからなのかなぁ・・
と思い、F1レーサーか、格闘家のように首を鍛えるトレーニングをしたりしていました(笑)。
今になっては良い思い出です。
頭が支えられなく原因として考えられることは
① 回転動作の時にかかる遠心力によるもの
② 男性の右アームの位置(女性の足に立たせる意識がなく引っ張ってしまう)。
③ 女性がラインばかりを意識しすぎ、自分の足に立たないで反りすぎてしまう場合。
等が考えられます。
①回転動作には必ず遠心力がかかります。しかし同時に、お互いにボディーのコンタクトの位置、向き、コンタクトの強さを調整することによって求心力を加えることが出来ます。
②の場合、特に男性が後退のナチュラル回転の時によく見られますが、ひどい時には最初のセットアップの時に既に引っ張られて感じる男性もいます。男性の右手の仕事は、女性を綺麗なラインにシェープさせる事も一つですが、同時に女性のスタンディングレッグに立たせるという大切な仕事もあります。
③の場合も多く見受けられます。例えばナチュラルピボットの時、左足の上で考えられないほど反り返る女性の方がいらっしゃいます。多分男性が右手を離したら、間違いなく吹っ飛んでいってしまうでしょう・・・この場合、女性は左足の上で前進してくる男性を引き込むようなボディーの動作をします。そう言うと、
「でも、先生はすごく反って見える。」
と言われるのですが、ボディーは男性を引き込み、胸から上のネックはシェープをすると言うことをしています。
見た目と、実際ドレスの中でしているボディーの動作は違うことが多々あります。
男性と女性のボディーははじき合わないというのが基本です。
その他にも色々な原因が考えられますが、こういった事を一つ一つ解決することが、首が痛くならなくなる唯一の方法です。
今は、痛くなってしまい踊ることが辛いかもしれませんが、この痛みは色々とテクニックを覚え、練習するうちに必ずなくなります。
私が経験者として保証します!!(笑)
レッスンで言われたことを一つ一つ練習し是非頑張ってくださいね!!
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まだまだ皆さんからの御質問をお待ちしていますのでどしどしお寄せくださいね。
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同日の競技でラテンはそこそこ残れますがモダンは1次予選敗退が多い。主人は長髪でいかにもラテン派。ジャッジは見た目も重視するのでしょうか?(ミニラさん女性43踏暦9年)
1日に両部門の競技会に出場するのは大変なことだと思います。
以前、10ダンスのファイナリストが
『10ダンスでは両方の衣装を会場に持って行き、必要に応じて着替えたり体力的なことも大変だが、一番大変なのは気持ちを切り替えること。』
と語っていたのを思い出します。
衣装を着替える短い時間に気分まで一新するのは大変難しい事と思います。
もちろんスタンダード、ラテンアメリカンの1セクションのみの競技でも、種目ごとの特性や『のり』を表現することはとても大切なことですがそれがモダン・ラテンとなればだいぶ特性の幅も広くなってきます。必要と有らば普段の練習から心掛けていくようにするのが大切だと思います。
さて、ご主人は長髪でいかにもラテン派との事ですが成績に多少の影響は有るかもしれないと私は思います。
スタンダードで燕尾服を着た場合やはり長髪はミスマッチです。普段は長髪でもスタンダードの競技会の日は髪の毛を綺麗にたたむ様にセットしている方も見かけます。
1日に両部門出場する場合は両部門に通じるヘアスタイルをチョイスする事も考えなくてはならないかと思います。
もちろん一番大切なのはその種目・ダンスに対する理解・技量・表現です。
審査員がどちらに点数を入れようか、と迷った時には影響があるのではないか、と言う程度の問題です。が何より踊っている自分たち自身が『スタンダード』の気分に浸るためにはお互いの身だしなみをそれらしく整える事も重要ではないかと思います。
皆さん新しく新調したドレスを身にまとうと嬉しく感じますよね。それと同様に自分たちの身なりも気持ちに与える影響は大きいと思いますよ。
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まだまだ皆さんからの御質問をお待ちしていますのでどしどしお寄せくださいね。
私たちカップルは、競技会のとき女性審査員の点数が悪いのですが、どのような点に注意したらよいでしょうか?(ダンサーYORIさん 男性42・ 踏暦13年)
女性審査員の点数が悪い、その理由は・・・・。
(男性の私の意見なのであまり当てにはなりませんが私が想像するにおそらく・・・)
はっきりと意識しているかどうかは別として、女性審査員は男性ダンサーを見る場合、もし自分がその男性と踊ったらどうなるかを想像しているような気がします。
例えば『エネルギッシュに踊っておりムーブメントがダイナミックで良い』と誰かが評価するダンサーがいたとします。しかし別の審査員は同じカップルを『踊りが荒く、二人の間で調和が取れていない部分が見える』と低い評価をするかもしれません。
無意識の中にせよ、そういった評価を女性の審査員はすることもあるのではないでしょうか。
女性審査員の評価が低いと感じている男性ダンス選手の皆さん、『女性に対する思い遣りの心』を動作で表現できるように心がけながら練習に取り組んでみてはいかがでしょうか。
(檜山浩治)