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12月号DVDの見どころ、森田組編

12月号のDVDは、森田銀河先生のルンバがメインです。
森田先生・小和田先生、二人の掛け合いがとても楽しい作品に仕上がりました。
誰もが踊っているベーシックステップを題材にしたレッスンで、一言でいうと、非常にお得な内容なのです。

で、何がお得かというと、「肘の使い方」や「回転の方法」など、複数のステップに応用できる汎用的なテクニックについて解説している点でしょう。
つまり、ある特定の身体運用をマスターすることで、その動作が含まれる諸々のステップまでもが上手くいく、という意図のレッスンのです。

ハイライトは、「2人の関わりと空間」の章で、肘を中心に踊るという解説の部分。
エネルギーを伝える経路として肘を取り上げ、肘に対して自分と相手の動きをコントロールすることが大切と解説しています。
たしかに、肘を外すと、どんなに頑張ってもスカスカ、暖簾に腕押しのリードになってしまうのは皆さんもご存知のことでしょう。

一般的には“コネクション”とか、いろいろ言い方はあると思いますが、どういう経路で自分の動きが相手に伝わるのか、そのポイントはどこにあるか、ということをこれほど端的に、そして念入りに説明しているのは、ダンスビュウ付録DVD史上(特にラテンでは)初かもしれません。

森田先生は、この肘に対する身体意識を擬人化して「肘神様」と命名していますが、このネーミングは秀逸ですね!
「肘神様」を意識して踊るか、しないかの差は、とてつもなく大きいものになるのです。

テーマ3の「身体の絞りと回転」も面白いですよ。
キレを出す方法として“回転と反対方向への絞り”を解説。特別に回転のソロ演技を披露していただいていますが、回転するときの身体操法(“反対”への意識)はルンバのみならず、ラテンダンスのさまざまなステップに適用できる大きなテクニックのひとつです。

また諸々のテクニックのベースに「ナチュラルであること」「呼吸の伝わりやすさ」を置いていることも興味深い点でした。
自然であることが、ダンスのコミュニケーションの根幹にあるという考えですが、これは単にテクニックに限った話ではなく、広げて言うと、ダンスライフ全般にかかわってくる話。

森田組がジュニアの時代からファイナリストになった現在に至るまで、ほとんど故障もなく、第一線で踊り続けていることの秘密のひとつがこの「ナチュラルさ」にあるように思えます。
怪我をしないで、長い期間無事に踊る。それは、そもそも自分の自然な身体感覚に澄ましているからできること、そう言えるのではないでしょうか。

競技選手だけでなく一般のダンス人にとっても、一番大切なことが、自然に伝わってくる作品だと言えます。

若代組のレッスンについては、また次回。

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