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【ダンスビュウ最新号DVDの見どころ】

1月号DVDの講師は、若代愼・辰巳友莉亜先生です。

DVD制作担当編集である私の個人的な話をひとつ。
たしか、筆者が若代組のダンスを初めて観たのは、数年前の後楽園ホールのB級戦でした。泳ぐように、自在にフロアを駆け巡る一組のカップルに目が留まり、「あれっ、誰だろう」とプログラムに目を移すと、「若代愼・辰巳友莉亜」というお名前でした。
「わかしろ・しん」「たつみ・ゆりあ」という、なんだか俳優のような名前の響きと、スピーディなステップが目に焼き付いたのでした。

思い返せばこのB級戦は、まさしく“新時代のダンサーを発見した”という、ダンスオタクとしての筆者の密かな楽しみをもらった一戦でした。

で、時は流れ気鋭のカップルは、順調にA級になり、JBDFの各大会でのファイナリストに成長してゆきます。竹のようなしなやかさ、スピード感、ダイナミックな移動感は、どの試合、どのラウンドでも際立っているように見えました…。

前置きが長くなりましたが、今月号のDVDを観ると、新時代のダンサー、若代・辰巳組の踊りの秘密の一端がなんとなくわかる気がしてきます。

例えば、最初の「立ち方」の章。
「立ち方」というのは、DVDレッスンの定番で、どの先生方も冒頭のテーマ解説は「立ち方」から入る場合が多いのです。
つまり見慣れた題材なのですが、若代先生は、立ち方の説明をする際、内部の動きのイメージを比喩的に“歯車”という言葉を使っています。こういった表現をされた先生はもちろん初めてです。

詳細は映像をよく観ていただきたのですが、鳩尾(みぞおち)の歯車が前方に回転し、続いて肩の歯車が後ろに回り、それに連動して腕(肘)が前に出る、という仕組みです。

歯車を加えることで、「立ち方」を静的な形ではなく、次の動作を生み出すためのエネルギーの源として捉えていること、そしてエネルギー経路の説明に「ああ、なるほど」と思った次第です。

そういう歯車の視点を得て、一般のパーティの踊り手をみると(もちろん筆者も含めて)、鳩尾の歯車が逆(後ろ)に回っている方が多いと感じます。
ぜひイメージしてやってみてください。後ろに歯車を回しながら、前進するのは、難しいですよ。

逆にいうと、若代組のしなやかな、ダイナミックな移動感は、鳩尾の歯車の前への回転、そして肘を前に出すというフォームからきているはず(推論ですが)。
レッスンと試合を合わせて観ると、姿勢とは、次に移動するエネルギーを含んだものなんだということが、あらためて実感できるのです。

また、アマルガメーションはコンペルーティンの一部を使っているのですが、ステップの中では、テレマークの男性の顔の向きの解説にぜひ注目していただきたいと思います。
シュッと翻る、あの一瞬の技が、顔の向きの切り替えにあるとは!

前号(12月号)のルンバの講師、森田銀河先生は「肘神様」、今回の若代先生は「歯車先生」。特徴ある、新時代のコンセプト。ぜひご覧ください!

(ダンスビュウ編集部DVD担当・石川)

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