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第7回 宴会の“芸者ワルツ”の手拍子が、なぜ日本人は“2拍子”になってしまうのか?

(ワルツは3拍子だとばかり思っていたけど、2拍子だったのかな?)

 

 今回は、日本と西洋の文化の違いが、踊りにどのような影響を与えているかを考察してみましょう。農耕民族と狩猟民族、その違いが踊りを含めた文化にとても大きな違いを与えています。その違いの理解が、ワルツの質を向上させる切っ掛けになるかもしれません。

 

【現状分析】

(^^♪あなたのリードで🎶島田も揺れる♬ 古いな!だけど懐かしい方もいるでしょう。これ昭和27年に神楽坂はん子が、江利チエミの「テネシー・ワルツ」に対抗して歌った“芸者ワルツ”です。

この歌が宴会で流れると、その手拍子が何と2拍子だったとか!でも曲は3拍子。しかも、それを誰も不思議に思わない。3拍子の曲に2拍子の手拍子って、アア世にも恐ろしい光景です!

ナンデこんなことが起こり得るのでしょうか?それは、そもそも日本人に“3拍子”という概念が存在しないからなのです。「そんなバカな!ワルツが3拍子であることぐらい十分理解してますよ」という貴方、例えばトイレのドアをノックするとき、何回たたきますか?多分“コンコン”と2回でしょう。3回たたく人は、日本人には滅多にいません。それは、我々日本人の生活リズムの基本が“2回”だからなのです。

 

【原因調査】

ではなぜ日本人の基本リズムが2回で、西洋人は3回なのでしょうか?それは、端的に言ってしまうと農耕民族と狩猟民族の違いです。田植えや稲刈りのリズムは「ワン・ツー」がベース、つまり2拍子です。ところが狩猟民族は、獲物を追い込むためにジグザグの運動をします。つまり、怪傑ゾロの様に“Z”を描くのです。このリズムが3拍子です。ここに、決定的なリズム感の違いがあるのです。

しかも農耕と狩猟の違いは、リズム感だけではありません。履物文化にも大きく影響します。あまり移動を必要としない農耕民族の履物は、下駄・草履・雪駄などがメインです。これらには踵がないため、脱げないように歩くためには必然的に“摺り足”になります。(能や日本舞踊)

逆に狩猟民族の場合はしっかりとした踵が必要で、うかつに履物が脱げないようにしなければなりません。つまり“靴”です。これにより、膝下を勢いよく振り出す歩き方も可能になるのです。

 

【対策対応】

芸者ワルツでもテネシーワルツでも、とんまな2拍子にならないためには“3拍子”を生活リズムに取り入れていく必要があります。だからドアのノックは3回です。さらに重要なことは、脚の振り出し方です。

まるで“おいらん道中”のような高いサンダルを履き、危なっかしげに摺り足で歩く女性を見掛けます。膝は伸びず、腰が引け、背中も丸く、アシモ君にそっくりです。摺り足、膝曲がり、腰引け、丸背中で、3拍子のリズム感もなしとくれば、これはもう人類史上最強ですね!

狩猟民族の歩き方は、腰がドンドン前に出ます。そこから脚が伸びて、さらに膝下がスコ~ンと振り出されていきます。プラス3拍子のリズム感とくれば、そりゃ~強いわけです。

 

注意:本文は、ライターの経験やアイデアを基に記述していますので、必ずしもテキスト等と一致するものではありません。

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プロフィール

  • 金沢 正太

    1953年東京産。 O型の親分肌で、やや鮫肌。ギャグ大好き。社会人競技ダンス研究会主宰。ダンス書籍(海外翻訳)出版多数

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