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正太の舞っちゃけダンシング!

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第6回 右回りは割と踊りやすく感じるのに、 左回りはなぜ踊りにくく感じるのか?

(左右の回転における感触の違いを解消するテクニックは無いのか?)

 

今回は、右回りと左回りの感触の違いについてぶっちゃけてみましょう。例えばウィンナーワルツを踊ってみると、右回りと左回りとでは踊りの感触が全く違います。これは一体、どういうことなのでしょう?左右の回転を、等しい感触で回ることはできないものでしょうか?

 

【現状分析】

ワルツでもスローでもクイックでも、ナチュラルターンは割と自然な感じで楽に踊れるのに、リバースターンとなると、不思議な抵抗感があって何とも踊り難いというのが一般的な感触だと思います。

突然ですが、サイドカー付のオートバイに乗った経験のある人は、直進することが如何に難しいかが分かると思います。それは、カー側に引っ張られるからです。カーが右側に付いている場合、放っておけば自然と右に曲がります。左に曲がるには、カーが抵抗になるため結構な力が必要です。ダンスは右ズレに組むので、これは右サイドカーの力学と全く同じ理屈になるのです。

つまりNTにおいては、放っておいても右に回ってしまうわけですが、RTの場合は、右側にあるオモリを左側に持ってこなければなりません。そのためには、それなりの意識とある程度のパワーが必要になるのです。NT=ナチュラルターン RT=リバースターン

 

【原因調査】

スピードが速い場合やカーが鈍重な場合の左回りは、さらに相当抵抗が増します。(なので、クイックやウィンナーワルツで、動けない相手と音を外さないようにRTを踊ることはまず無理なのです。)

しかもダンスは、LODに沿ってアンチ・クロックワイズ(反時計回り)に部屋の中を回らなければなりません。これは何を意味しているかというと、右回りのコーナーはアンダーターンで済むのですが、左回りの場合は“オーバーターン”しなければなりません。

つまり、ただでさえ右サイドのオモリを逆サイドに運ぶという重労働に加え、コーナーではその労働量がさらに1.5倍に増えるのです。(ちなみに、NTの場合は半分に減ります。)だからこそ、右回りは“ナチュラル”なターンであり、逆の左回りは“リバース”なターンと呼ばれるわけです。

 

【対策対応】

RTが踊りにくい原因は、①右ズレと②反時計回りに進むLODにあります。であれば、逆転の発想で①左ズレで②時計回りなら、NTとRTの立場は逆転することになります。そう、RTがNTのフィーリングで踊れるのです。でも、②の時計回りは事実上不可能です!では①はどうでしょう、左ズレなんて実際有り得るでしょうか?有ります、例えば“Wing”がそれです。一瞬左ズレのポジションになります。

つまり、R系ステップを踊るとき、一瞬Wingになるつもりで左ズレを作るのです。具体的には、左足を相手の外側ではなく、両足の間にステップします。こうすることで、RTを一瞬NTに変換させることが可能となます。次のステップでノーマルに戻りますが、これで抵抗感を減らし踊りやすくできるのです。

 

注意:本文は、ライターの経験やアイデアを基に記述していますので、必ずしもテキスト等と一致するものではありません。

 

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プロフィール

  • 金沢 正太

    1953年東京産。 O型の親分肌で、やや鮫肌。ギャグ大好き。社会人競技ダンス研究会主宰。ダンス書籍(海外翻訳)出版多数

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