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第5回 そもそもTangoにSwayがないって、 ホントなの?でも一体どうして?

(よく見るとTangoでもSwayを使っているような、これ目の錯覚?)

 

今回は、TangoのSwayについてぶっちゃけてみましょう。Tango にSwayがないんだということは、Swayがまだ使えていない初心者レベルでも結構知っていたりします。そうやって教わってくるからでしょうが、この辺ナゼだか考えたことがありますか?しかし、本当にそうなのでしょうか?

 

【現状分析】

TangoにはSway がないというのは定説ですが、その根拠はなんでしょう?それは、TangoがSwing-Danceではないからです。Swing-Danceでは、連続的に身体をSwing することで一連のMoveを作り出します。そのSwingの過程で、Swayは必然的に発生します。しかしTangoの場合は、Moveは足首のスクィーズ(圧縮パワー)を使いSwingは使いません。だからMoveは断続的になり、Swayも生じないのです。

では、TangoでSwayを使ってはいけないのでしょうか?Swayは、W,F,Q,Vの専売特許でしょうか?例えば、Tango のコントラチェックやランジロールって、よく見ると傾いているように見えるのですが?イヤ、確かに傾いています!これを物理的に水平で試してみると、とてもやりずらいことに気付きます。

 

【原因調査】

これは一体、どういうことなのでしょう?SwayがないはずのTangoで、Swayを使わないと踊りにくいステップがあるなんて!「マァSwayといっても一瞬のことだし、そんなこと世の中にはよくあるって!」こんな説明じゃ、納得いきませんよね!実はこれ、Swayに対する概念の違いから生じる問題なのです。

実は、Swayには2つの概念があります。一つは、Moveするための連続的なSwing運動の過程で生じるSwayです。これは、1曲を通して継続的・必然的に発生するもので“Moving-Sway”と呼べるものです。これに対してもう一つのSwayは、単発的に発生するもので瞬間的なバランスや装飾的な意味合いを強く持ちます。仮に“Balance-Sway”ないし“Cosmetic-Sway”として、概念上区別します。好例は“Over-Sway”です。これは、Swing-DanceにもTango-Danceにもあります。もしTangoにSwayはないという理屈の元に、Over-SwayからSway を削除したら、それは一体“何者”になるのでしょう?

ですから、Tangoには“Moving-Sway”はないのですが“Balance or Cosmetic-Sway”はあるのです。コントラチェックやランジロールを、これなしで踊ることの方がむしろ不自然であり無理なことなのです。

 

【対策対応】

実は、Swayはラテンでも全種目で使います。ルンバのロープスピニング(男性)、チャチャのクロスベーシック、サンバのロール、ジャイブのウインドミル、パソのツイストなどが好例です。ここでのSwayは、Tangoの場合と同様“Moving-Sway”ではありません。装飾上あるいはバランス上の必要から、単発的に用いられる“Balance or Cosmetic-Sway”です。Swayについては、解釈上の違いもあるところに余り厳格に考えてしまうと、ダンスそのものがつまらなくなってしまいます。もっと柔軟に考えちゃいましょう。

 

注意:本文は、ライターの経験やアイデアを基に記述していますので、必ずしもテキスト等と一致するものではありません。

 

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プロフィール

  • 金沢 正太

    1953年東京産。 O型の親分肌で、やや鮫肌。ギャグ大好き。社会人競技ダンス研究会主宰。ダンス書籍(海外翻訳)出版多数

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