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正太の舞っちゃけダンシング!

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第2回 ダンスの“Sway”とは、何なのか? そこには、どんな意義があるのか?

Swayって、単に傾ければいいの?なんでそんなことするの?)

 

 皆さんこんにちは!先月から始まった“正太の舞っちゃけダンシング”の金沢正太です。前回は、スイングダンスにおける「外国人と日本人との大きさの差」について考えてみました。体格的に同じでも見た目が大きく見える、その根本原因は“Sway”にあるという結論に至りました。さらにその手前には“Swing”の問題があるのですが、今回についてはまず“Sway”について考察してみたいと思います。

 

【現状分析】

タンゴ以外のスタンダード種目では、そのほとんどのフィガーに“Sway”が伴います。実は、ラテン種目にもSwayがあります。サンバのロールやチャチャのクロス・ベーシックなどが好例ですが、実は実はタンゴにだってSwayはあるのです。オーバースウェーやスパニッシュドラッグ、コントラチェックなどで使います。ただしスイングダンス4種目のSwayと、タンゴ及びラテンのSway とでは、コンセプト(概念)が全く違うのです。今回は、スイングダンスにおける本来の“Sway”について考えてみます。

皆さんは、この“Sway”というものをどのように理解しているでしょうか?“Sway”とは、英語で“傾く”という意味なのはご承知の通りです。しかしそれは、ただ傾けばよいものでしょうか?しかも、より目立つようになるべく大きく作ればOKということなのでしょうか? この辺は、“Sway”の本質やその意義を十分に理解した上でトライしていかないと、トンデモナイものを生み出してしまうリスクがあります。

 

【存在意義】

スタンダード種目の“Sway”とは、身体全体のSwing動作(ブランコの様に振る動作)に伴って、身体を左右どちらかに“傾斜”させることです。Swayは、Swingによって生まれるもので、Swingが大きくなればSwayも大きくなります。つまり、SwayとSwing は比例関係にあるのです。これは、自転車でカーブを曲がるとき、バランスをコントロールするために車体を倒すのと同じ原理です。倒さなければ、遠心力で飛ばされてしまいます。またこのときの傾斜角は、自転車のスピードと回転半径に比例します。

この様に“Sway”には、Swing動作に伴うバランスの制御という力学上の使命があります。しかし、Swayの使命はこれだけではありません。実はもう一つ、重大な使命があります。それは“演出上の装飾効果”です。つまりSwayによって、外観的な美しさを増幅していくのです。バランス制御という力学上の効果と、外観美の増幅という演出上の装飾効果こそ、Swayの存在意義なのです。ただしSwayは、まず垂直な姿勢をコントロールできることが大前提であり、それがあって初めて価値を有します。

 

【対策対応】

外国人の踊りが大きく見える理由は、まず大きくてダイナミックなSwing を、Swayというブレーキを駆使して制御しているからです。両者は比例関係にありますから、Swingが大きくなればSwayも強くなります。その強いSway が、さらに外観美を増幅します。また、“4次元時空”の使い方でも差が出ます。

Swayの強弱というのは、ステップの上昇時間に比例するからです。例えば、ワルツのナチュラルターンはグラデュアル・ライズ(徐々に上昇)なので、その分上昇時間が長く、必然的にSwayも強くなっていきます。ですから、ボディを前後・左右・上下という3次元空間に拡張しながら、4次元時空での上昇時間に伴う強いSwayが演出できれば、間違いなく貴方のダンスに明るい未来が開けます!

 

注意:本文は、ライターの経験やアイデアを基に記述していますので、必ずしもテキスト等と一致するものではありません。

 

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プロフィール

  • 金沢 正太

    1953年東京産。 O型の親分肌で、やや鮫肌。ギャグ大好き。社会人競技ダンス研究会主宰。ダンス書籍(海外翻訳)出版多数

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