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正太の舞っちゃけダンシング!

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第13回  “Swing”って、どうすれば上手くできるの? “Swing”は、フライト感とどう関係あるの?

(Swing の意味は知ってるけど、実際どんな練習をすればいいのか)

 【現状分析】
 皆さんご存知の通り、タンゴ以外のボールルーム・ダンス(W、F、Q、VW)のことを“Swing dance”と呼びます。“Swing”とは身体をブランコの様に振ることですが、振れば必然的にライズ&フォールが生じます。なのでR&FがないタンゴにはSwing もなく、よってSwing Danceの範疇から除外されているわけです。
 さて、昨今のSwing Danceにおいては“フライト感”がとても重要な要素になっています。“フライト感”とは、その名のとおり「空中を浮遊する感覚」です。例えば、ワルツのナチュラルターン:NTやスローのフェザーステップ:FSでこのフライト感がなかったら、全く無味乾燥な踊りになってしまいます。味が無いだけならまだしも、タイミングも早くなってまず音にも合いません。つまり、踊りにならないのです。
 では、この“フライト感”って、一体どうやって作ったらいいのでしょう?それこそが“Swing”なのです。ボディをブランコの様に振り上げた結果として、この“フライト感”が生まれます。だから“Swing” のないSwing Danceというのは、肉の入っていない“牛丼”と同じで(玉ねぎ丼?)、それは“詐欺”なのです。
 昨今のダンスは、この“フライト感”を演出するために全てのテクニックがあるといっても過言ではありません。つまり、全ての道は“フライト感”に通じると言ってもいいのです。その最大手が“Swing” です。

 【原因調査】
 では、具体的に“Swing”とはどのように考えたらよいのでしょう?前出のNTとFSを例に、まずはSwingの「始まり」と「終わり」について確認してみましょう。「始まり」とは、男性なら1歩目右足を踏み込んだ瞬間です。このとき左足は、当然ながら後方に位置しているわけです。ここから右足を軸にして左足を前方に振り始め、振り切ったところが「終わり」です。(後退の女性は、男性と真逆の理屈になります。)
 つまり具体的な“Swing”とは、軸足の上で逆足を『振り始めるところから振り切るところまで』をいうのです。この動作を、Wなら《1》、SFTなら《S》というタイミングの中で行います。しかし“フライト感”が無い人というのは、この『振り切り』がありません。振り切る前に、アッと言う間に次の足に乗ってしまいます。だからフライト感に結び付かないのです。重要なことは、軸足の上で必ず『振り切る』ということです。

 【対策対応】
 分かりやすいので足を振るといいましたが、実際振るのは足だけではありません。“全身”を振るのですが、まず“腕”を振ってみましょう。男性は、左腕を後方から前方に振り出します。その腕に引っ張られるように左ボディも振り込みます。さらにそのボディ引っ張られて、左腰が出ていきます。左腰には左脚が付いているので、その左脚も振り出されます。そして、振り切り対策の切り札が“フリック”です。
 フリックとは膝から下を振り出すことで、これを意識することにより『振り切り』の精度が上がります。こうやって軸足の上で逆サイドが振り上がっていくから、一層の“フライト感”が醸成されるのです。
 最後に、田中英和先生のダンスビュウBlog(2016.7)に、Swingに関する実に興味深い記述があるので紹介します。それは“頭”もSwingするというものです。ヘッドのSwing とは「頭を上方に持ち上げる」ことで、これにより身体全体のバランスがボールの上に移動し、筋肉がフリーになって自然な動きになり、シルエットも綺麗に整うということです。アーム、ボディ、ぺルビス、レッグ、フット、ヘッドの各Swingを 試してみて下さい。 

注意:本文は、ライターの経験やアイデアを基に記述していますので、必ずしもテキスト等と一致するものではありません。

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プロフィール

  • 金沢 正太

    1953年東京産。 O型の親分肌で、やや鮫肌。ギャグ大好き。社会人競技ダンス研究会主宰。ダンス書籍(海外翻訳)出版多数

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