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第21回 “チェイス”とは、どういう意味なの?どう踊れば本当のチェイスになるの? 後半

【CHASEをスムーズに行うために】

入れ替わるということは、必ず「内回り・外回り」の関係が生まれるということです。それは何を意味するかと言えば、(内倫・外輪差が生じる訳ですから)内回りの人は小さめに、外回りの人は大きめにということが大前提になります。この意識が欠如していると、入れ替わりは絶対に上手くいきません。特に、男性が内回りのときが要注意なのです。

【具体的な男性のポイントとテクニック】

男性が内回りになるところは2箇所、3歩目と5歩目ですが最初がR系で、次がN系になります。さて1回目の入れ替わりとなる3歩目で、男性は何を注意しなくてはならないのでしょか?まず、入れ替わりのメカニズムを考えてみましょう。それは、PPからダッシュした後の“急ブレーキ”にあります。男性が急に止まる結果、相対的に女性が追い越す形になるのです。

【ブレーキ効果の向上】

ですから急ブレーキは必須なのですが、その効果をさらに高めるためには“支点”が重要になります。物理でいう《支点・力点・作用点》の支点です。これがあれば、PPからのクローズがさらに鋭くなりチェイスをよりハイレベルに演出できるのです。この支点を、男性は右の骨盤、女性は左の骨盤に作ります。そう、1回目となるR系チェイスの支点は、男性右、女性左の骨盤なのです。

【ブレーキのタイミング】

ブレーキ効果が3歩目で出るようにしたいわけですが、それには3歩目でブレーキを掛けたのでは間に合いません。その手前、2歩目からブレーキを掛け始めることが必要なのです。そうすると3歩目で急停止した男性を、動きが継続している女性が追い抜くことになり1回目のチェイスが実行されるわけです。

【4歩目の方向性】

次に4歩目ですかさず男性が抜き返すと2回目のチェイスになるのですが、ここで問題なのは4歩目の方向です。教科書では“逆壁斜め”となっていますが、それは入れ替わった後の結果であって、最初からUターンするかのように“戻る”方向を目指すのは良くありません。ここは直進的に“壁斜め”に鋭く切り込み、女性を追い抜いてください。

【4歩目で女性は右骨盤を与えて】

この方向に鋭く攻め込んで、本当に次の5歩目で入れ替わりができるのか少し不安になりますが大丈夫です。ただし、それにはここでも“支点”が必要になります。つまり、4歩目OPで男性が前進した時、女性と右骨盤が咬んでいることが重要なのです。ここが入れ替わりの“支点”になります。もしこの4歩目で女性が右股関節を後ろに引いてしまうと、支点が作れません。ここは右腰を出して、男性に与える意識が必要です。積極的に右骨盤を咬ませていきます。

【女性4歩目の入れ方と5歩目への出し方】

女性4歩目左足は、ロックするつもりでつま先を進行方向(内側)に向けて投げ入れます。まじめにステップするのではなく、右足に引っ掛けにいくつもりで足だけを投げ込むのです。そこで互いの右骨盤に支点が立つと、男女はクルッと入れ替わることができます。その瞬間に女性は、左肘を前方に思い切り振り出していくことで再度男性を抜き去り奥に入ることができます。これが3回目のチェイスです。たった6歩の中で3回も入れ替わるなんて、さすが“チェイス”と思いませんか?

 

注意:本文は、ライターの経験やアイデアを基に記述していますので、必ずしもテキスト等と一致するものではありません。

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プロフィール

  • 金沢 正太

    1953年東京産。 O型の親分肌で、やや鮫肌。ギャグ大好き。社会人競技ダンス研究会主宰。ダンス書籍(海外翻訳)出版多数

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