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第22回 ウォーク~リンクとチェイス~シャッセ~リンク とでは、同じリンクでも感じがなぜ違うの? 後半

 【シャッセにおける男性の盲点】
 この問題のポイントは、まずシャッセです。ここで右への回転を起こしてしまうと、非常に拙いことになります。それだと、男性内回り女性外回りの関係を作ってしまうからです。この関係だと二人は重なりやすく、そうなると結局リンクの1歩目をCBMPには出せないのです。つまり、男性の左足で女性の右足を払いたくても払えない状況です。これでは、もう真っ当なリンクはできません。必須である絞りが作れないのですから!
 そこで、シャッセで右回転を起こさない工夫が必要になるのです。まず男性は、右アームを自分の方に引き込んではいけません。ここは逆に、右肘は前に押し出しながらシャッセするイメージです。こうすることで、男性が内回りになることを防ぐことができます。(実際にはこれでほぼ直進できるのです。)

 【シャッセにおける女性の盲点】
 シャッセの女性によくあるNGは、移動量が不足して結局男性と重なってしまうことです。自分の左側は責任領域なので、ここは積極的に進まなければなりません。そのために女性は、男性の左掌を壁に見立て利用します。つまり、右掌で突っ張るように押すのです。また右足で床をしっかり踏み込み(ポンピング)、身体を送り出します。右掌の壁押しと、右足のポンピングを確実に実行することが重要です。男性も左掌を壁にして、女性に与えることが重要です。

※タンゴシャッセのポイント
➀タンゴポジションのキープ(半長足ずらしたままで)
➁ハーフクローズ(足は完全には閉じない)
➂ニーベント(膝は緩めたまま)
➃ポンピング(床を踏むことで送る)

 【チェイスでの注意点】
 リンクで右への回転を起こしてしまう原因は、実はその前のチェイスにもあります。チェイスでの入れ替わりの勢いをそのまま引きずってシャッセに入ってしまうと、当然シャッセでも回転が継続してしまいます。入れ替わりの回転運動と、シャッセの横移動とをチャンコ(同時に)にしてはいけません。しっかり切り分ける意識が必要です。(移動と回転を分けるのは、ダンスの大原則です。)

 【違和感の元凶】
 シャッセからリンクの場合の違和感は、R系とN系の違いから来るものだけでなく、先行歩のスピードの違いも大いに原因しています。つまり「S~S~(タメ)リンク」と「Q&Q~リンク」とでは、倍以上進入スピードが違うわけです。それが何を意味するかというと、バランスコントロールの難しさです。
 シャッセからだと、そのスピードに負けてリンク動作に入る前に身体が流れやすいのです。特に女性は、外回りで振られてしまうとアッと言う間に流れて、これが違和感の最大の元凶になるのです。

 【違和感対策】
 これを防ぐには、シャッセの最終歩で膝を緩め流れようとするパワーを吸収することです。これで女性は、右脚を男性に与えることが可能になり、リンクで払われるまで待つことができます。ここまで来れば、両者の違いは進入のスピード感だけで、違和感はほぼ払しょくされます。

注意:本文は、ライターの経験やアイデアを基に記述していますので、必ずしもテキスト等と一致するものではありません。

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プロフィール

  • 金沢 正太

    1953年東京産。 O型の親分肌で、やや鮫肌。ギャグ大好き。社会人競技ダンス研究会主宰。ダンス書籍(海外翻訳)出版多数

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