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ルンバのリード&フォローは、どうあるべきなのでしょうか?検証そのⅠ(女性NG編)-後半-

【NG例4:機械的切り返し】

四つ目のNGは、ファンポジションからの切り返しを単に「機械的にやってしまう」ことです。バックチェックもこの切り返しも、女性にとって最大の見せ場です。ここを見せずに何を見せる!という重要なところですが、機械的に足を踏み変えるだけで終わってしまっては、味も素っ気も色も艶もありません。

本来“切り返し”というのは、女性にとってはバックウォークを継続する中で行われるものです。下がろうとしても、男性に引っ張られているために足が揃う位置までしか下がれず、結果として揃えた位置で踏み変えることになるわけです。

これは、男女が引き合っているからそういう結果になるのであって、約束事ではありません。また、引き合っているからこそ、究極のバランスやヒップムーブ等も見せられるのです。ファンポジションからの機械的な切り返し(つまり単なる左右の足の踏み変え)は、いただけません。実に美味しい見せ場なのに、何ともモッタイナイ話です。

【NG例5:クリップフィンガー】

五つ目のNGは、グリップ関連のルール違反です。男性の指を、クリップで挟むようにしっかりと握ってくれることです。男性は、握られて喜んではいけません。女性に握られたら、回したり持ち替えたりすることができません。つまり、ハンドルが固定されるようなもので、これではリードが効かないのです。

女性は、男性の指にフックするだけで絶対に握ってはいけません。特に親指は封印で、女性はこれを使ってはいけません。まして、男性の手に摑まりながら踊るなんてもっての外で、絶対にタブーです。

【NG例6:気まぐれグリップ】

六つ目のNGは、これもグリップ関連ですが、二人の唯一の接点であるグリップを好き勝手な位置に勝手に持っていくことです。ホッケースティック後半でのターンからニューヨークへと、グリップをグイグイ運んでくれます。もしかしたらニューヨークではないかもしれないのに、そんなことはお構いなしの決め打ちです。しかも、くぐるときに持ち上げたグリップを、回り終わりで思い切り引き下げたり、位置も高さもタイミングもやりたい放題です。

本来グリップの位置というのは、次のフィガーや運動の方向性に応じて男性が決めるものなのです。女性が勝手にいじってはいけません。

【よくある女性のNG例まとめ】

以上、ルンバのコネクションに関する女性のNG例を、6つも前回からあげつらってきました。女性には、これらのよくあるNGについてしっかり認識し、是正していって欲しいものです。それはそうなのですが、でも果たして女性にだけ是正を求めて解決する問題なのでしょうか?女性がこのような踊り方をしてしまう責任て、本当に女性だけに求めるべきなのでしょうか?

確かにNG例5,6は、女性の責任の方が大きそうです。しかしNG例1~4は、どうでしょう?男性にも、多分に責任があるように感じます。女性は、いつの間にか“生活の知恵”としてこのような対応を身に着けてしまったのではないでしょうか?

つまり、男性が本来やるべきことをキチンと実行してくれないので、踊りの辻褄を合わせるためには仕方なく自ら勝手に動かざるを得ないわけです。これって、一種の“自己防衛”ともいえるもので、本能的な行動である可能性が高いと思われます。

【全自動ルンバの責任】

男性がまともなリードをしてくれないから、女性は仕方なく自分で動くしかないわけです。しかしその結果女性が勝手に動いてくれるので、男性はますます動かなくなってリードも下手になるわけです。このままでは、このマイナス・スパイラルから抜け出せず、理想の姿からは遠ざかる一方です。一体どうしたらいいのでしょう?

ダンスとは、男性が全体を管理しながら女性と共に構成すべきものです。タイミング、スピード、方向、大きさなど全て男性が意思決定し、それを適確に女性に伝えることではじめてペアダンスが成立します。そういう意味では、元凶はまさに男性にあるわけです。まず男性が正しいリードを覚えるところから始めなければ、根本は何も変わりません。

ということで、次回はルンバにおける男性のリードについて考察してみましょう。

注意:本文は、ライターの経験やアイデアを基に記述していますので、必ずしもテキスト等と一致するものではありません。このような考え方や方法もあるという一つの提案として、参考にしていただければ幸いです。

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プロフィール

  • 金沢 正太

    1953年東京産。 O型の親分肌で、やや鮫肌。ギャグ大好き。社会人競技ダンス研究会主宰。ダンス書籍(海外翻訳)出版多数

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