社交ダンス情報総合サイト Dance View ダンスビュウ

正太の舞っちゃけダンシング!

ブログ

第10回 20代と60代、同じステップを踊っても見た 目が全く違うんだけど、一体何が違うの?

(若さには勝てないと、最初からあきらめていたら一生勝てないぞ!)

 悲しいかな人間の機能は、ある一定レベルまで成長した後低下の一途をたどります。マックスに達する時期はパーツによっても異なりますが、20代を過ぎれば全パーツが衰えることはまず間違いがないところです。その中には、ダンスにとってとても重要なパーツも含まれています。それをテクニックで補うわけですが、そのテクニック自体も“身体機能”がベースになるわけで、ロートルに不利な状況であることは変わりません。一体どうすれば、60代超でも20代に太刀打ちできるのでしょう?

 【現状分析】
 知人が出場する、スタンダードコンペを見てきました。全体の平均年齢が60代と思われる中に、明らかに20代と思われるペアが混じっています。すると、そこだけがまるで3D画像を見るように浮き上がってくるのです。ゴチャゴチャの中の練習ですらそうなのに、イザ本番が始まるとその違いは一層顕著でした。知人も60代、同じヒートに1組のヤングペアが混じっていました。不思議なことに、そのペアだけがお約束の様に目に飛び込んで来るのです。薄くペラペラな二次元生物の中に、1組だけ厚みのある立体的な三次元生物がいるような、、、この差は一体どこからくるのでしょうか?

 【原因調査】
 ザックリと見ているだけでは分からない違いの実態も、踊りを解析してみると次のようなことが見えてきました。それは、❶背中の張り ❷アームの張り ❸首の位置 ❹Swayの深さ ❺フライト感 という5項目です。これらが圧倒的に違うのです。もちろんこれらは相互に関連しているのですが、理解しやすくするために個別に考えてみます。 
 個々の原因を究明してみれば、❶・❷については筋持久力の欠如、❸もほぼ同様で、これらボディシェイプの問題は筋トレやシェイプアップで改善可能です。難しいのが❹のSwayです。60代ではほとんどSwayが見えないのに、ヤングペアにはかなり深いSwayが見えました。傾斜角が2~3倍も違うのです。それでもまだここまでは、見た目の問題と捉えれば比較的対処もしやすいものです。しかし❺のフライト感は、踊り方の問題なのでそう簡単には行きません。かなりのテクニックが必要となります。

 【対策対応】
 ❹のSwayの深さは、基本Swingの大きさとスピードに比例します。身体を大きく早く振り抜いていけば、Swayも当然深くなり3Dの厚みや立体感が見えてきます。しかし大きく早く振ってもボディが崩れないためには、体幹の強さも必要で、これにはコアマッスルのトレーニングも必須となります。
 ❺のフライト感も、基本Swingに伴うRiseによって生ずるもので、これもSwingのレベルに比例します。ボディの振り上げが大きければ、それだけ長く空中にフワッと浮いていられるわけで、これが“フライト感”となります。浮いて見えるナチュラルターンとスグに落ちてしまうナチュラルターン、長く伸びるフェザーフィニッシュと短くてあっと言う間に沈むフェザーフィニッシュ、どちらが良く見えますかって話です。
 “スイングダンス”における全テクニックは、この“フライト”を作るためにあるとも言っても過言ではありません。フライトの無いダンスは、極論すれば意味がないのです。そしてこれは、ダイナミックなSwingから作られます。つまり❹と❺は同類項の問題として、Swingの改善に解決の糸口があると考えられます。

注意:本文は、ライターの経験やアイデアを基に記述していますので、必ずしもテキスト等と一致するものではありません。

※ 日ごろ感じている疑問や問題をお寄せ下さい。言いにくいとか、今更こんなことをなんて遠慮する必要はありません。貴方の悩みはみんなの悩み。編集部までぶっちゃけてください。採用者には、ダンスビュウ特製グッズを差し上げます。

コメントを残す

*

※必ず全ての項目へ入力の上、「コメントを送信」ボタンを押してください

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

プロフィール

  • 金沢 正太

    1953年東京産。 O型の親分肌で、やや鮫肌。ギャグ大好き。社会人競技ダンス研究会主宰。ダンス書籍(海外翻訳)出版多数

最近の投稿

アーカイブ

[PR]本川越駅前、3層フロアのダンスショップ。一流メーカーの製品多数、新作毎月入荷!

ページトップへ