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【ダンスビュウ2月号DVDの見どころ】

今月のDVD講師は、若代愼&辰巳友莉亜先生です。
2018年1月号「新世代の新ベーシックの提案~ワルツ~」以来のご出演になりますが、今回はテーマの設定が重層的になっています。
まず個人としてのテーマは「関節伸展」。
関節を意識して動くという主旨で、タイトル「身体操法」の基になる考え方です。主に若代先生が男性の動きを題材に解説しています。
次にカップルとしてのテーマは「調和」。
2人がバランスをとって踊るということです。
主に辰巳先生が男性からのアクションに対し女性はどうフォローするか、という視点から解説しています。

“関節を伸ばす”という個人が行なう仕事と、“調和をとる”という2人で作り出すワークを合わせ、最終的にのびやかに踊りましょう、という流れでレッスンが展開します。
「〇○○せよ」というワンテーマで括っていないところが、内容を少し複雑(実際的に)しています。

まず関節については、冒頭のテーマ解説の中で若代先生が「ホールド」と「スウェイ」を例に説明されています。
例えばホールドをつくるために腕を曲げるとき、上腕の内側の筋肉を縮ませるのではなく、肘関節(山折りの部分)を外側に開くことで、張りのある枠を作り出す、ということです。
実際にDVDを見ながらやってみると、筋肉を意識して上腕を内側に曲げた場合と、関節を意識して肘を外側に開いた場合では、明らかに体感が異なります。
もちろん、後者(関節意識)の方が、力みなく、張りのあるホールドをつくることができるのです。
スウェイも同様に骨を意識します。
傾く側に身体を折ると、体側が曲がってしまいますが、傾く側と反対側の脊柱を開くようにイメージすると、伸びやかにスウェイがかかります。
若代先生も色々なステップで実演されていますが、スウェイの反対側を伸ばす、伸ばすときの意識を、“背骨を開く”というようにイメージすると、しなやかなラインが出るのでしょう。
筆者個人の感覚でも、筋肉意識だと頑張って汚くなるが、骨主導だとスムーズに動ける気がします。

続くカップルのテーマは「調和」です。
フェザーステップの解説で、辰巳先生が「女性は男性に付いて行くことが、フォローではない…」とおっしゃっていますが、この言葉をどう受け取ればいいのでしょうか。
短絡的に字義通り受け取ると「あ、女性はついて行かなくてもいいのね」と早合点する方もいるかもしれませんが、元々動けない方がついて行かないのではなく、男性について行く能力を持った方が、男性の動きと反対方向にエネルギー(肉体の動きではありません、意識の方向です)を使うことで、2人のバランス(調和)をとるという意味でしょう。
つまり0(ゼロ)がバランスのとれた状態だとすると、最初から0ではなく、ある方向への動きを相殺することで、±0を生み出すということです。
エネルギーが交わって生じるゼロの力が、伸びやかなスムーズな動きに繋がっているということでしょう。

今回のレッスンに触発されながら、推論を交えて感想を書きましたが、ともかくグループ1~3のモデルルーティンの実演、そしてスローのデモンストレーションをご覧ください。
若代&辰巳組特有のしなやかで、のびやかな動きが伝わってきます。

最後に、今年1年間本誌DVDをご視聴いただき、どうも有難うございました。
僭越ながら、皆様に“発見”をお届けできる、レッスンDVDを企画したいと思います。
2019年もよろしくお願い申し上げます。
(DVD制作担当)

■若代愼&辰巳友莉亜組HP
http://wakashiro.com/

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