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【ダンスビュウ5月号DVDの見どころ】


今月5月号のDVD講師は田中雅人・田中くるみ先生です。
本誌DVD初登場、テーマ・タイトルは「一挙両得」です。
この熟語、最近は日常生活の中であまり使わないかもしれません。
実は最初に田中先生からいただいたタイトルは「一石二鳥」だったのですが、類語を調べていたとき、一挙の部分が動作・行為を示していて、ダンスの動きに類するニュアンスがあったので、あえてタイトルとして採用しました。

足・脚の内旋(内回り)・外旋(外回り)をベースアクションとして設定し、それを複数のステップに応用していくことが「一挙両得」の骨子です。
基本動作を修得し、一つの技術を一つのステップで終わらせず、複数のステップに応用すれば、上達への道が開けるというメッセージ。
汎用的なことを学べば応用が利き上達が早くなる、と受け取れなくもないのですが、微妙にニュアンスが違うのは、冒頭の挨拶で田中先生が「一気.に大きく上達することは、できないかもしれませんが、地味なことをコツコツとやっていくことが大切…」と語っている件。
「一挙両得=効率の良い上達」とは異なり、上達を可能にする土台作り、それを身に付けるときの地道な努力に力点が置かれています。

「一挙両得」の土台となるのは、テーマ解説冒頭のエクササイズ。
体重が乗っていない片脚の内外旋、体重が乗っている脚の内外旋、そして両脚の内外旋の方法が紹介されています。
ダンスを学ぶとき、上体の動きやフットワークに着目する方は多いでしょうが、脚の絞りや足首の旋回は、なかなか気づきにくいもの。
くるみ先生が語る、これから踊るフィガーを右回り又は左回りに分類し、それを前提に足・脚の内旋・外旋を活用してゆくという方法は、隠し絵を抜き出してくるような手つきを感じます。
例えば、グループ1「フォーラウェイウイスク~ナチュラルピボット」の部分。
競技の定番的なフィガーですが、右回転を前提に交差する左足を内旋させる、というテクニックを十分に使っている男性(一般の方の場合)は、どれだけいるでしょう。
次の方向を含んだ接地、それが内旋の技に繋がるんですね。

足・脚の使い方だけでなく、ステップの全体像・流れを、右回りと左回り、表と裏、という視点からとらえていることもレッスンの特徴です。
具体的なステップ解説の部分では、グループ1「スリーフォーラウェイ」やグループ3「ヴェニーズクロスターン」で、男女が表裏になって内回り・外回りを行なうとき、上半身と下半身のタイミングをずらして回転する、という部分に注目してください。
実際の動きはDVDをご覧いただくとして、全体の流れの中における、個々の役割という話は、たぶん中々、通常の個人レッスンでも聞けないんじゃないかな、と思います。

お二人の役割は明確です。
まず田中先生が概略を説明し、それを踏まえて、くるみ先生が男女(内回り・外回り)の役割を解説し、田中先生が模範演技を行なうという構成。
(これは男性の視聴者にとって、たいへん分かりやすいと思います)
基本と発展、右回りと左回り、上半身と下半身、表と裏、理論知と身体訓練…等々。
いくつかの軸によって、複数のフィガーに共通する技法と上達へのアイディアが明かされていきます。
あたかも懐石料理の如く、整えられた品目が、過不足なく淡々と並べられる印象の「一粒で、二度上手い!」。
ぜひ、ご賞味ください。
(DVD企画制作担当)

協力:安東ダンススクール

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