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キレた“プログレッシブ・リンク”をブレずに美しく踊るには、どうすればいいのでしょう?-後半-

【男性の左足つま先に裏技あり】

1歩目男性は、左足をヒールからCBMPに前進すると教本にはあります(ただし、つま先の向きについての言及はどこにもありません)。一般的に左足をCBMPに前進すれば、つま先はターンアウトして置かれるのが自然です。たとえば、ウォークの1歩目左足前進で、左足つま先は進行方向に対してさらに左を向くことになります。プログレッシブ・リンクの1歩目も基本的に同様です。つまり“トウ・ターン・アウト”です。しかし、本当にそれで良いのでしょうか? 実は、ここに裏技があるのです。

【プログレッシブ・リンクの1歩目男性は、どう出す?】

1歩目がトウ・ターン・アウトでなければ、残るはストレートか、トウ・ターン・インしかありません。正解は“トウ・ターン・イン”です。なぜでしょう? それは、プログレッシブ・リンクがナチュラル系のフィガーだからです。左足前進の後続が、ウォークやオープン・リバース・ターン、ファイブステップの様にリバース系の場合ならトウ・ターン・アウトが自然なのですが、プログレッシブ・リンクの様にナチュラル系の場合は逆になります。つまり、1歩目の後、2歩目で右サイドを前に出すのなら、1歩目はトウ・ターン・アウトが自然でOKなのですが、2歩目が右サイドを引く場合だと1歩目はトウ・ターン・インの方が自然なのです。

無理のないPPへの変化こそ、キレとコクを生みかつブレを防ぎます。プログレッシブ・リンクの場合、男性はまさに2歩目で右を引くわけです。ということは、プログレッシブ・リンクの1歩目は“トウ・ターン・イン”なのです。

【女性の変化量は男性の2倍?】

女性は、男性よりもブレの要因を多く含んでいます。それは、男性よりも全体的な変化量が大きいからです。ヘッドもボディも左から右に向き直り、しかも男性の奥に移動しなければなりません。回転量も教科書的には、男性ゼロに対して1/4もあります。これだけの変化に対して、無策ではブレない方がおかしいのです。CPからPPへのボディポジション変化に伴う運動慣性、次に約1/2弱ものヘッドターンに伴う運動慣性 この2つを制御しなければブレを抑えることは不可能です。では、具体的にどんな対策を取ればよいのでしょうか?

【女性の秘策はアイソレーションにあり】

まずは、ボディとネックの変化タイミングを分けなければなりません。これを同時に行ったのでは、運動慣性が大きくなり過ぎて制御が難しくなるからです。そこでこれを回避するために、まずネックをPPに回してしまいます。一番高いところにある、もっとも重いパーツを先にセットして落ち着いてしまうのです。これでブレリスクがかなり低減されます。その後に、ボディをPPに変化させて完成です。

カウントとしては、1歩目後半《Q&》でネックを、2歩目《Q》でボディをセットします。ネックのセットは、両足を開いた状態で行うことになり安定します。またボディのセットも、ボディを回そうという意識は禁物です。これだと、回転慣性が発生してPPが開いてしまうからです。ここは、回すのではなく“横に移動”するのです。

さらに、PPは閉じる意識がとても重要です。つまり「PPに開く」のではなく「PPに閉じる」のです。すべてのPPにおいてこの意識はとても重要です。

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プロフィール

  • 金沢 正太

    1953年東京産。 O型の親分肌で、やや鮫肌。ギャグ大好き。社会人競技ダンス研究会主宰。ダンス書籍(海外翻訳)出版多数

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