パパイヤ鈴木さんとアナウンサーの橋本昌子さんが、若手の役者やタレント、ダンス関係者をゲストに迎えて進行する社交ダンス番組「ボールルームダンスwith Me〜JBDF全日本プロフェッショナルダンス選手権大会への道」が、西部日本ボールルームダンス連盟とサンテレビのタイアップ企画で2022年7月8日（金）から放送開始。9月24日（土）・25日（日）にエディオンアリーナ大阪で開催される「JBDF全日本プロフェッショナルダンス選手権」の直前まで全12回、毎週金曜日21時30分から放送されることが決定した。

※2022年8月号（6/27発売・13頁に紹介記事あり）

2012年にダンスが中学校の体育授業の必修になったことで、ダンス授業の中でボールルームダンスを体験した小中生も増えているが、「社交ダンス＝高齢者の趣味」というイメージを拭い去れないのも事実。特に、若年層にボールルームダンスのスポーツ性やカッコ良さが伝わりにくい現状を打破し、ダンス競技の活性化とダンス人口の若返りを目指して西部日本ボールルームダンス連盟（鳥居瑤子会長）がチャレンジしたのがボールルームダンスのテレビ放映。「ダンス界の将来を盛り上げていくには、体育授業でダンスを体験した若い世代の人たちや他ジャンルのダンス経験者、そしてボールルームダンスを見たことがない人たちに興味を持ってもらい、『ダンスを踊ってみたい』というきっかけ作りが大切だと考えました。しかし、SNSやインターネット配信の多くは、興味を持っている人たちへの発信ですから、私たちの意図するところではありません。興味のない様々な人たちに目を向けてもらうには、芸能人が出演するようなテレビ番組が一番ではないか、というのが連盟での話し合いの結論です。

新型コロナウィルスの感染拡大で一旦中断されましたが、今年に入ってこの企画が再スタート。大きな課題となっていた制作費についても、ダンス界を盛り上げたいという思いに賛同した企業の方々が支援してくださり、テレビ番組の制作、放映が実現しました」と、テレビプロモーションメンバーを代表して話してくれたのは山田雅人先生。

番組内容は西部連盟所属プロ選手のソロダンス、出演者によるトークとプチダンスレッスン、ダンス教室紹介や競技大会に向けた練習風景、初心者向けの観戦ガイド、選手権大会有力カップル紹介など等と盛りだくさん。7月13日には1回目の番組収録も行なわれており（ ダンスビュウ2022年8月号、13頁に掲載）、ダンス経験者、未経験者、ボールルームダンスを全く知らない人が観ても、面白く楽しめる構成になっている。ぜひ7月8日からの放送に乞うご期待！

＊本誌では番組の模様を随時リポートします。