※本記事は月刊ダンスビュウ2023年2月号（12/27発売）の81頁に掲載しています。

2023年2月12日（日）、「2023年PD西部ブロック選手権」が開催されるが、同日、JDSF-PD西部ブロック主催で「第1回PD西部チャレンジカップ」「第1回ヴィエニーズワルツチャンピオンズカップ」「プレミア・ベイシック・カップ」という新しい3つの競技会を併催。「初の大会に出場して、初代チャンピオンを目指しませんか！」と、多くのダンス愛好家、ダンス初心者に出場を呼び掛けている。

「PD西部チャレンジカップ」は、競技会出場に興味を持っている愛好家なら誰でも出場できる競技会。JDSF未登録カップル、女性同士のカップル、カップルのどちらかが登録選手など、出場資格に制限はなく、服装は自由（平服や練習着も可）。スタンダード、ラテンともに2種目の単科戦となっているので「一度、競技を体験してみたい」というダンス愛好家の方にお勧め。

次の「ヴィエニーズワルツチャンピオンズカップ」は、VienesseWaltz1種目を競い、採点を（公社）JDSFの全国メイン大会で使用されている絶対評価の新審判方式で行なう。相対評価の審判が一般的である中で、VienesseWaltzの1種目でも絶対評価の審判を体験し、自分自身のダンスに活かしてほしいとのこと。

そして、「プレミア・ベイシック・カップ」は、使用できるのはベイシック・フィガーのみという競技会。主催者は「ベイシックを正しく美しく踊ることはダンスの基本テクニックを確認する良い機会になります。この機会を利用して技術の向上を」と話している。

3大会いずれもエントリー料は1種目2,000円、部門で2種目あるPD西部チャレンジカップでは2種目で3,000円となっており、安価なので気軽にチャレンジできる。「3つの新しい競技会は、競技ダンスの普及を目的に、競技選手からダンス初心者まで、ダンス経験者の誰もが競技会にチャレンジできる環境を提供するという趣旨で企画されたものです。公式戦ではありませんが、皆さんのダンス技術の向上やダンスの世界を広げることに貢献できると私たちは考えています」と話してくれたのは、PD西部ブロック副委員長の水田晃司先生。

今大会への出場を2023年のダンス目標の一つに加えてみてはいかがだろう（本誌月刊ダンスビュウ2023年2月号の114頁に大会シラバスを掲載）。