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【連載】NANAKO’s Café「第2回ゲスト:AHMS Social Connection 須田雅美先生」

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月刊ダンスビュウ
2025年6月号(4月27日発売)掲載

鴨生奈々子 かもう・ななこ
証券会社、広告代理店等の経験を活かし、不動産業界にて25年以上の経歴を持つ。取締役副社長を現在務める不動産会社の多角経営の一環として、個人で社交ダンススタジオをM&Aし社交ダンス業界を応援している。
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第2回「AHMS Social Connection 須田雅美先生とラテンダンスを語る」

今月のゲスト】須田雅美先生
元JBDFラテンアメリカンSA級
元統一全日本ラテンアメリカンチャンピオン
元JBDFラテンアメリカンチャンピオン
商業スポーツインストラクター
スタンダード1級・ラテンアメリカン1級
AHMS Social Connection

鴨生 雅美先生、いつもありがとうございます。今日は愛好家の方が年を取るとボールルーム(スタンダード)ダンスにシフトチェンジされる方が多い中で、ラテンダンスの素晴らしさを教えていただきたいとやってきました。

須田 米国だと「自分を表現したい!」という方が多く、手放しで踊りたいという方が多いですね。踊るというより、どんな音楽にも合わせて身体を動かすという感覚です。ただ、日本人の愛好家の方々は、ちょっと恥ずかしいからとラテンダンスを敬遠される方も多いのも事実ですね。

鴨生 自分を表現して踊るとなると、なかなか勇気が必要です。

須田 でも、カラオケでは皆の前で、身振り手振り、気持ちも込めて熱唱しますよね(笑)。私の感覚だと、そちらのほうが恥ずかしいというか…。

鴨生 確かに!(笑)

須田 なので、ラテンダンスも、まずは「健康のために!」からスタートして、音楽に合わせて自由に身体を動かす意識から始めることを勧めています。


鴨生 最初の取っ掛かりは、あまりペアで密着していないように見えるラテンの方が入り込みやすいという人もいます。雅美先生が思うラテンの魅力って何ですか。

須田 まずは、性格的に自由を好まれて束縛されたくない!という方は(笑)、ラテンが向いているかもしれません。「ヴィジュアル・リーディング」というものがあって、簡単に言いますと、相手から発せられるものを視覚的かつ直感的に読み取るという手法ですが、いろんな感覚を使うという意味ではとても刺激になります。脳を活性化させるという意味では、認知症予防にも最適です。

鴨生 なるほど! ただ、私は筋肉の動きを理解していないので、右手・左手・胴体・右足・左足がそれぞれ別人格なのです。だから、自由に踊るとタコダンスみたいになっちゃうのです(笑)。

須田 慣れていないと、そうなりますよね。そのために、脳トレや基礎トレが必要となってきます。動きやステップを音楽に合わせて流れるようにする「キューバンモーション」がラテンでは一番大事です。具体的には、体重移動を左右にするときに起きる腰の動き(ヒップアクション)を練習していくと、その後がまるで違ってきますよ。

鴨生 私の年齢からそんなに練習しても大丈夫でしょうか。

須田 練習の仕方次第ですね。下手すると怪我や故障の原因になるので、先生方は怪我をさせない教え方を意識するのが第一優先になります。

鴨生 怪我をしないような練習が、結果として健康の継続と美しさに繋がるわけですね。

須田 はい、当教室では、お客様に怪我をさせないことを第一優先として、いかに楽しく、そして、音楽に合わせて体を動かし、心も体もリフレッシュしてもらうことを目指しています。

北條 僕は踊る整体師ですよ(笑)。とにかく生徒様に綺麗な姿勢を保ってもらい、姿勢を正すことで内臓を良い位置にもっていくことができます。それが世にも美しいポージングに繋がります。

鴨生 雅美先生、そして、明先生、今日はありがとうございました。お教室に併設するカフェの紅茶、ビックリするくらい美味しかったです! また遊びに来ます♪

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