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ダンスファッションフジヤマが閉店
社交ダンスのメンズウエアと言えば「フジヤマ」。
有楽町の地で長く親しまれてきた同店が昨年12月27日をもって惜しまれつつ閉店しました。
元々ステージ衣装をメインとし、故平尾昌晃さんら多くの著名芸能人の顧客を抱えていたフジヤマが社交ダンス用品を扱うようになったのは32年前。二代目である竹橋順二社長が趣味でダンスを始め、愛好家との付き合いが広がる中でメンズウエアの要望に応えたのがきっかけだったといいます。

▲フジヤマの竹橋順二社長 最終営業日の12月27日撮影
以来32年間、フジヤマのシャツやパンツ、メンズ用品・グッズは多くのダンス愛好家から支持されてきました。12月に開催された閉店セールは多くのブジヤマファンで賑わい、店内の商品はほとんど売りつくしたといいます。
「多くの皆様に支えられて、今までやってこられました。今はただ、感謝の気持ちでいっぱいです。ダンスはこれからも続けますので、またどこかで皆様とお会いできれば幸いです」と竹橋社長。11月の東宝ダンスホール閉館に続き、有楽町からまた一つ、ダンス界の名所が消ました。