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パーティを盛り上げた社交ダンスとバレエのコラボパフォーマンス [関西TOPICS]

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▲大西慎哉氏と加藤裕子さんの「ガチョーク賛歌」

2025年3月16日(日)に開催されたダンスパーティのゲストショーで、法村友井バレエ団所属ダンサーの大西慎哉氏と競技選手の加藤裕子さんが、バレエ作品を社交ダンスで表現するコラボ作品を発表。参会者は、基本を守りながらも斬新で芸術性あふれる新しい社交ダンスに心を奪われ、ダンスショーを楽しんだ。
大西慎哉氏は、西部日本ボールルームダンス連盟とサンテレビのタイアップ企画で2022年7月から全12回放映された社交ダンス番組「パパイヤ鈴木のボールルームダンスwith Me」にコメンテーターとして出演。橋本・恩田組とも共演しており、ダンス愛好家の中には覚えている方も多いと思う。
今回のコラボパフォーマンスについて訊ねると、「コラボ作品を手掛けるきっかけとなったのは、共演した加藤裕子さんです」と言う大西慎哉氏。そこで加藤裕子さんに話を振ると「自分のダンススキルをアップするために大西先生のバレエレッスンを受けていますが、先生が出演した作品に感動して“社交ダンスであのようなダンスが踊りたい”とお話ししたところ、快く受けてくださいました」と話してくれた。今回の作品はバレエ「ガチョーク賛歌」を社交ダンスで表現したもの。「ガチョーク賛歌」は、アメリカ・ニューオリンズ出身の作曲家ガチョークのピアノ曲から6曲を選び、リン・テイラー・コーベットがアメリカン・バレエ・シアターのために創作した作品。ダンサーの明るく自由な動きと各ナンバーの美しさ、楽しさはバレエ愛好家たちから人気も高い。「一番苦労したのは、バレエの舞台と違って正面がないことでした。お客様が四方にいらっしゃるので、魅せ方をいつも以上に意識しました」と話す大西氏。加藤裕子さんは「動きがアメリカン・スムースに近い感じでしたので、動きそのものにはそれほど戸惑いはありませんでしたが、つま先立ちで踊るバレエの作品をダンスシューズで踊る感覚の違いに最初、少し戸惑いました。それでも練習しているうちに慣れて、ダンスそのものを楽しむことができました」。そして、「今回のコラボパフォーマンスにチャレンジしたことで、2つの踊りの繋がりを感じました。今回の体験で得たものを、今後に活かしていきたい」と話してくれた。

お二人の次回作は「くるみ割り人形」で、12月の発表が決定しているとか。楽しみである。

▲「パパイヤ鈴木のボールルームダンスwith Me」で橋本組と共演した大西慎哉氏(右端)

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