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東北ブロック選手権を制した2組、地元テレビでも特集された熱戦の裏側とは !? [東北TOPICS]

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レポート*今野なつ(プロダンサー・ライター)

 

▲IBC岩手放送ニュース番組で紹介されたダンススポーツの歩み

▲千葉組が実演! スタンダードとラテンの違い

去る2025年3月30日、岩手県滝沢市の滝沢総合公園体育館にて「2025年前期ダンススポーツ東北ブロック選手権大会in岩手」が開催されました。この大会は、JDSF東北ブロック内で年に2回行なわれる「東北ブロック選手権」の一つで、秋・春の成績を通じて、その年の三笠宮杯の出場選考が行なわれる重要な舞台です。また、地元岩手県の選手にとっては、今年10月の「ねんりんピック」出場をかけた大会でもありました。そんな大会2日前、練習会場に地元のテレビ局(IBC岩手放送)が取材に訪れ、夕方のニュース番組で紹介されました。

▲A級は最高ランク!ダンススポーツ階級紹介シーン

約6分間の特集VTRでは、ダンススポーツ歴28年の千葉英明・順子組(岩手県)を中心に、ダンススポーツの歴史や、スタンダードとラテンの違いがわかりやすく解説されました。後半には、男性アナウンサーがチャチャチャに挑戦する場面も登場。どの年代でも楽しめる生涯スポーツとして、ダンススポーツの魅力を幅広くPRする内容となりました。

以上2枚写真提供:IBC岩手放送

 

▲地元岩手で圧巻のパフォーマンスを披露する、佐々木良太・若松菜々子組

放送後の反響もある中、東北ブロック選手権を制し、三笠宮杯出場へ大手をかけたのは、ラテン部門で佐々木良太・若松菜々子組(岩手県)、そしてスタンダード部門は玉應聖太郎・和野歩未組(宮城県)です。ここでは、それぞれの喜びの声をお届けします。まずは、会社経営に奮闘しながらダンスもプライベートも全力で楽しむ佐々木さんと、四人の母として、ダンスに仕事に子育てに毎日フル回転する若松さんペアのコメントです。「地元開催での優勝に大変感激しています。カップルを組んで2年、ここまで来られたのは師匠や応援してくれる家族のお陰です。今後はシニアⅠで世界選手権出場、将来は『ねんりんピック』で優勝し続けることを目標に頑張ります! また、子供たちにもダンスの楽しさを伝え、多くの方にダンスの魅力を広めていきたいと思っています」

▲結成3戦目!玉應聖太郎・和野歩未組が魅せる成長の一瞬

続きまして、スタンダード部門で優勝した玉應・和野組のコメントです。「私たちは2024年12月より新たにパートナーシップを結成いたしました。
結成後3戦目で臨んだ今大会では、2人の課題を一つずつクリアにしていくことを意識して踊りました。高校生のときが最後の三笠宮杯出場だった私(和野)は6年ぶりの競技復帰であり、とても思い出深い大会となりました。お互い仕事とダンスの両立の日々ですが、今年は東北の大会に限らず東部の大会にもより多くチャレンジしていきたいと考えています。その中で私たちの踊りの強みを見つけ、玉應・和野組で立つ舞台を全力で楽しみたいと思います! ぜひ、応援して頂ければ幸いです」さまざまなバックグラウンドを持ちながら挑戦を続ける選手たち―。その歩みの裏には、想像を超える努力と情熱があります。今後もそんな選手たちの挑戦に注目し、ダンススポーツのさらなる盛り上がりを期待したいところです。

以上2枚写真提供:JDSF岩手 千葉順子

 

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