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名古屋発!社交ダンスミュージカル第2弾『Gift from the Moon〜月からの贈り物』大盛況!(寄稿)

月刊ダンスビュウ7月号26頁紹介している名古屋発!社交ダンスミュージカル第2弾『Gift from the Moon〜月からの贈り物』記事のWeb完全版をお送ります。

前作の『Over The Rainbow』から約2年、新しく主演に元宝塚歌劇団雪組娘役スターの星南のぞみを迎え、ダンサーも台詞や演劇に挑戦。前作より演劇要素の強い作品になりました。星南さんは宝塚退団後の初舞台として本公演に参加。その圧倒的なスター性と存在感は公演の中央で鮮明に輝き観客を魅了しました。企画・脚本・演出・総合プロデューサーの半田英太郎先生(元JBDF中部プロラテンファイナリスト)からの寄稿を紹介します。

総合プロデューサー:半田英太郎先生(E&Eダンスアカデミー)


本作は元宝塚歌劇団雪組娘役スターの星南のぞみさんを主演に迎え、『かぐや姫』の物語に舞踏会などオリジナル要素をアレンジした現代劇です。メインテーマは『夢は諦めない限り、胸の中で輝き続ける』。
物語は、資産家ラティーノが月旅行で青く光る石『ブルームーン』を拾い、月の住人カグヤはそれを取り戻すために地球に向かう、といった所から始まります。

ミュージカル舞台の制作は、本作で2作品目となりますが、その行程は、

①企画、②脚本・台本の作成、③音楽収録・編曲、④ダンスの振付、⑤小道具・映像の作成、⑥キャストとの練習、⑦音響照明の指示、などを経て本番に至ります。

新しい企画となると、その一つ一つが手探り状態で、常に焦りと不安との戦いでもありました。

ダンスの本質は『音楽を感じ、体を使って表現する事』です。
そこには抽象的な良さがあり、表現の仕方、受け取り方は個人の裁量に委ねられます。
しかし、舞台作品でダンスを扱うという事は、ある程度明確な方向性を示さなければいけません。
常に観客にどうやって伝えるか、伝わるかを一番に考えながらの制作でした。
テンポよく物語を進行し、展開を考えながら、観客を物語に引き込む。
それは音楽の選曲編集や映像制作、美術制作にも同じ課題となりました。

また、今作の大きな挑戦は『観客参加型マルチシナリオ』を目標とした事です。
劇中の巨大ルーレットで選ばれた種目でダンスコンテストを行い、抽選で選ばれた7人の観客の投票で優勝者が決まる。
観客は『自分の選んだキャストが優勝するかもしれない』と真剣にコンテストを応援します。
審査報酬は『星南のぞみさんサイン入りブロマイド』、審査員長は特別に『半田英太郎さんサイン入りブロマイド』。審査員長に選ばれたお客様の悲鳴にも似た歓声は、舞台が最高に盛り上がった瞬間の一つでした。音響照明のトラブル、セリフ回しのミスなど、様々なハプニングもありましたが、たくさんのお客様の笑顔に包まれ、最高の時間を過ごせました。

前作の社交ダンスミュージカル『Over The Rainbow』を発表したのが、約2年前の2020年1月。同年に発生した新型コロナウイルス感染症の蔓延により、様々なイベントが中止延期となり、現在も尚、その苦しい影響はダンス業界にも続いています。コロナ禍の中での舞台主催はリスクが高く、様々な問題に頭を悩ませました。万が一、直前に主要キャストにコロナ感染者が出てしまったら、脚本の大幅な変更や延期中止なども検討しなければいけません。今はただ、無事に開催できたことを安堵しています。

そのようなリスクの中、私達が社交ダンスミュージカルを開催する理由は、社交ダンス文化の新しい可能性を信じているからです。
ダンスを知らない演劇ファンのお客様から『社交ダンスが好きになった』『母に習わせたい』とか、小さなお子様からも『面白かったです』と喜んでもらえ、私たちの努力が報われた瞬間でした。

『夢は諦めない限り、胸の中で輝き続ける』

これは、僕が社交ダンス競技選として学んだ一番大切な事の一つです。
これからも新しい魅力を探し創造し、社交ダンスエンターテインメントを追求していきたいと思います。
(半田英太郎)

Gift from the Moonキャスト&スタッフ

星南のぞみ
半田英太郎/半田恵理
黒野朝洋/山田佳奈
早川元規/早川ちひろ
弘中航/弘中佳麻里
宮田敬三/河合ふみ乃
髙島広海/舩谷美帆
石橋龍馬/石橋あやか
Sahara/佐橋愛子
阪沙樹/奥村琴乃
Sayaka/Mariko/Saaya
山本純一郎/纐纈美枝子

音楽:近藤有輝/Reiko/Eita
映像:sksk阪沙樹
写真:フォトステージ三田村


『Gift from the Moon』キャストの声・感想

(星南) 社交ダンスミュージカルに参加させて頂けたことは、私にとって宝物のような経験です。

(恵理) 作品の成長にワクワクし、あらためて『舞台が好きだな〜』と実感しました。

(黒野組) 前作から、更にパワーアップした脚本やダンスに必死に食らい付きました!最高の経験になりました!!

(早川組) 客席から観ていた憧れのスター星南さんと共演できて嬉しい。大変勉強になりました。

(弘中組) 星南さんの美しく大きな存在感に感動し、様々な演出によって自身も物語に引き込まれ、楽しく踊らせて頂きました。

(宮田組) 初参加で不安もありましたが、共演者、観客の皆様に恵まれ、とても良い経験をさせて頂きました。本当にありがとうございました。

(高島組) ワクワクを胸に幕が上がり、躍る楽しさ、伝える技術など色々学ばせていただきました。

(石橋組) ダンサーとしてだけでなく美術制作の裏方としても沢山の経験をしました。ブルームーンが輝いた時、安堵と感動で満たされました。

(ひろ子) 社交ダンスメインのミュージカルに他ジャンルであるベリーダンスも組み入れて頂けて嬉しいです。

(サヤカ&マリコ) 初のミュージカル参加!何歳になってもチャレンジ出来る!という希望が皆様にも伝われば良いなと思いました。

(愛子) 素敵なキャストの皆様、お客様と幸せな時間を過ごせました!ありがとうございました。

(沙樹) 約半年かけての準備はとても大変でしたが、無事に終わってよかったです。

(琴乃) この舞台で沢山の事を学びました。共演者の皆様、お客様に感謝の気持ちでいっぱいです。

(綾菜) 素晴らしい舞台に携われたことを嬉しく思います!ありがとうございました。

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