2026年7月17日開催!統一ショーダンス選手権、注目選手紹介!
文:山口遥生(編集部)
2026年7月17日(金)小金井宮地楽器ホールにて、「都路杯統一全日本ショーダンス選手権大会2026」が開催される。ショーダンスとは通常の競技種目(B/L共に5種)を用いた、4分以内のショーを披露し、その完成度を競うもの。通常の競技とは異なる評価基準により、純粋な踊りの技術に加えて、物語の構成や課題曲の使い方など、ダンサーの創造力が問われる。
そんな「都路杯統一全日本ショーダンス選手権大会2026」の、今年度注目選手を紹介。気になる彼らの踊りは、ぜひ会場に足を運んでその目で確かめてほしい——。
┃ボールルーム注目選手
1. 福田裕一・エリザベス グレイ組
現在の統一全日本選手権、統一ショーダンス選手権チャンピオン。世界での活躍も見据える彼らの圧倒的な実力はショーダンスにおいても健在だ。演目である「ファンタム・オブ・ザ・オペラ ~怪人の孤独・歌姫クリスティーヌへの想い」は今年度JBDFスーパージャパンカップにて披露したものと同タイトルとなる。彼らの独特な世界観と、クラシックなテーマの融合、そして卓越したダンスの実力にあなたは息をのむこと間違いなし。
2. 景山雄紀・和田有可組
今年度JBDFスーパージャパンカップで、ショーダンス初出場にて準優勝を成し遂げたカップル。本誌でも2026年5月号にてそのショーダンスで表紙を飾り、多くの反響を得た。近年ではショーダンスに関わらず、通常競技での活躍も目覚ましい注目の選手。
演目は「ANDROID~The DANCE of Awaking~人間型ロボットRD26&RD27が今宵起動する」。ロボットダンスを社交ダンスの技術と融合させることで、独自ともいえるスタイルを披露。過去にもロボットダンスと社交ダンスを組み合わせる演目は見られたが、アンドロイドが社交ダンスを踊ったら?という疑問を実感で解消することができるハイレベルなショーダンスとなっている。
3. 金野哲也・井之口香織組
統一全日本のファイナリストに長くその名を連ねるカップルの一組。戦車のようなパワーでフロアを蹂躙する姿は、観客の目を引き付けて離さない。演目である「巌流島~決着の刻~」もまさに彼らのキャラクターを象徴するものになっている。
巌流島とは山口県下関市に位置する小島の一つ。そこに残る、剣豪”宮本武蔵”と”佐々木小次郎”による決闘の伝説が本演目のテーマとなっている。社交ダンスと大剣豪たちの決闘を一対一の人間の営みという共通点により結びつける本作品。荒々しくも華々しいショーダンスとなっている。
| 出場はほかに、 歩浜敏夫・松浦のぞみ組(JCF) 加藤義人・小林維斗組(JCF) 若代愼・辰巳友莉亜組(JBDF) 丸本崇博・竹内智世美組(JCF) 杉野貴史・IREP組(JBDF) |
┃ラテンアメリカン注目選手
1. 竹内大夢・中島由貴組
昨年2025年9月13日、ドイツのバーデン=バーデンで開催された「世界ラテンアメリカンショーダンス選手権大会」にて前年度チャンピオンを打ち破り、歴史的優勝の快挙を成し遂げたカップル。現地の会場からも、日本からも多くの反響が彼らに届き、その自信は確固なものとなっている。本大会の優勝候補筆頭の一組だ。
センセーショナルな演目の「私のうた」は、ヒグチアイの「備忘録」を課題曲にコンテンポラリーの要素を取り入れた、静かながら爆発しそうな内面的感情を表現する作品。その痛々しいほど切実な感情表現は観る者の共感を呼び、涙なしでは見られないショーダンスとなっている。
2. 髙野大樹・加藤奈々組
JBDF全日本ファイナリストにその名を連ねる実力派カップル。リーダーの愚直で正確なダンスに、パートナーのアグレッシブさがカップルのキャラクターを作り上げている。
演目の「エリーゼのために?」は、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン作「エリーゼのために」をアレンジした課題曲がテーマ。社交ダンスにロリータの要素を取り入れた、メルヘンな雰囲気に優雅さが重なるショーダンス。
3. 松岡孝宣・三橋櫻組
昨年度(2025年)末から急成長を見せ、その後の活躍が止まらない当カップル。2025年統一全日本ファイナルでは入りを果たし、続く競技会でもその活躍が期待されている。本誌今月号(2026年7月号)の表紙も飾っている。
髙野・加藤組と同テーマの「Fur Elise…」は感情の再生産による歪みや、混ざり合う物語の複雑さを楽曲とダンスの二つのアプローチから表現している。
| 出場はほかに、 丁野真一・井上望組(JDC) 中川智弘・毛利桃子組(JCF) 藤井洋介・日向玲奈組(JCF) 岩本憲幸・稲垣はる美組(JDC) 別當純也・佐野来実組(JCF) 岡本圭祐・塚越あみ組(JBDF) |


